10/15/2019

エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador 終了...

エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.1
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.2
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.3
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.4
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.5
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.6
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.7
エクアドル 大規模抗議活動(デモ)Think About Ecuador No.8
からの続きです....



本日15:00 から原住民の代表団とモレノ大統領...
国際の第三者団体が間に入り話し合いがもたれました。

ガソリンの値上げなど、緊縮財政に関する取り決めは
取り下げられ、新たな対策を打ち出す... という結果になりました。
そして外出禁止令も解かれ....
原住民の抗議活動が功を奏した...という形ではありますが、
財政難の打開策は何も出ておりません。

この10日間ほど、初めてデモの渦中にいる経験をしました。
特に旅行会社をやっている重みもより一層強く感じました。

香港では、相変わらずの大規模デモが続き、
スペイン、レバノン、そして南米のチリやボリビア、コロンビア
など、暴徒化した大規模デモが拡散しています

たかが10日間..ではありましたが、
普通の生活が出来ることが幸せなんだと感じた10日間でした。

このエクアドルの大規模デモ後、
大手塗装会社は無償でペンキ類を提供し、
多くのボランティアが、デモで壊れた場所の修復作業をし、
ホテルは今後もキャンセルが続いています。

デモ中、キト中心部の大学は炊き出しや応急処置などをする
場所になっていました。
後で聞くと、死者を出さない目的に加え、
大学の幹部が大学の施設を破壊させられるのを防ぐ役割も
果たしたそう。
多くの大学生や大学の卒業生が腕に目印"私たちはボランティアで中立”
をつけて、炊き出しを作り、医大生は応急処置にあたり、
大学構内は暴力禁止エリアになっていきました。

デモでの損害はこの国に住む全ての人達でカバーし合っていく。
その損害は、マイナスだけではなくて、
より強くなるバネになったと信じたい....。



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