5/13/2014

ベルギーとエクアドル—外国で暮らす。Belgium & Ecuador.

1998年頃、私はヨーロッパ、ベルギー(ブラッセル)働いていました。
当時は、ただ海外で働く事、ヨーロッパへの憧れ…それだけだったような気がします。
2013年から、今は南米、エクアドル(キト)で働いています。

*写真はそれぞれの国でもっとも好きな場所、グランプラス(左:ブラッセル)と
山に囲まれるキト旧市街(右:ベルギー)の景色。

両国とも小国で、
ベルギーにはEU(欧州連合 Europe Union)の、
エクアドルにはUNASUR(南米諸国連合Union of South American Nations)の
本部がおかれています。
それに、チョコレートとコーヒー、じゃがいもが美味しいところも共通点。
ちなみに…


エクアドル ベルギー 日本
面積 28千㎢ 30千㎢ 378千㎢
人口 1.3千万人 1.1千万人 1億2.6千万人
国の標語 自由と秩序 団結は力なり なし

国の標語を見て驚きました、それぞれ現状と最もかけ離れたもの。
ベルギーはこの人口で公用語が3つ、いまにも分裂しそうな状況。
エクアドルは貿易はじめ対外的にオープンでは無いし、
生活している上でまったく秩序は感じられない…。だから標語か。

両国とも、よく来られる日本人の方は、“ほっ”とする国といいます。
どちらも、体型も小柄だし、人懐っこい人々。町も落ち着いていて…。
しかし、残念ながら犯罪件数はどちらも多く、盗難の洗礼をほとんどが受けます。
ベルギーでもアップル製品や自動車、自転車の盗難が多発なんだそう。
防犯技術は、徐々に体得していきますが…。

そういえば、現エクアドル大統領の奥様はベルギー人。

先日、ベルギー在住20年の栗田路子さんの記事を目にしました。
http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/archives_j/belandme_001.html
20年間の奮闘、そして今、外国から日本をみつめながら、
確実に、“幸せ”をキーに発信&活動しつづけています。

もっと、この国を知って、自国を知って、立派な日本人になるために…!?
やる事は山ほどある。
情報の革新と便利になった世の中で、外国へ出ている時もルールやマナーも
"めんどくさい"ものになりがちですが、日本人としての美徳を忘れずに、
きちんと周囲を観察し、自分がとうあるべきか何が出来るか常に自問自答する。
努力をする。

栗田さん、本当にすごいです。


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