2/24/2020

Hacienda El Molino San Juan アシエンダ・エル・モリノ・サンフアン(Cayambe /カヤンベ)

2020/2/22-25

エクアドルは、カーニバル休暇で4連休。
休暇を利用してまたまた気になっていた
3つのホテル視察に行ってきました。


まず一軒目は.....
キトから車で2時間ほど北上したカヤンベ
(Cayambe)という標高 2600mほどの場所にある、
荘園 『Hacienda El Molino San Juan 
アシエンダ・エル・モリノ・サンフアン』

こちらの旅ガイドにも書かせていただきました↓
八代続く赤道直下アンデスの荘園!エクアドル「モリノ・サンフアン」

何がすごいかというと、その歴史(現在8代目.. )と建物、
所有地のバラエティーの豊かなことと、その広さ。


カヤンベ山(標高:5790 m)は世界で最も高い位置を赤道が通っていて、
その山麓は太陽の恵みと肥沃な土壌、
標高の高さを生かして美しいバラが育つことで有名。
こちらのアシエンダもバラ農園を所有しており、
宿泊とセットで一般向けバラ農園訪問ツアーも手配可能です。
バラ農園は宿泊施設から10kmほど離れたTabacundoという
場所にありますが、
宿泊施設近くには様々な種類と色の約4,000本のバラの
常設展示もしています。

このショールーム、400年以上前に使われていたイエズス会の集落の中の、
古い建物の中にあるんです。
この集落もこちらのアシエンダの敷地内というから驚きです。


1600年にイエズス会の司祭の手で作られた集落。
イエズス会礼拝堂や、司祭が住んでいた場所が、
今日までそのままの形で残されているんです。

そうして、もう1つの見所は、
今は、この荘園のレストラン施設となっている昔の小麦製粉工場。
1890年、当時この荘園のオーナーの1人であったアキレス・ハリン氏は、
起業家でもあり、木製の製粉機をフランスより取り寄せ、
製粉工場としても成功。

今は製粉業はしていないのですが、このレストランの地下
へ行くと.. 地ビール工場になってまいました。
オリジナルの地ビール『クルス・デル・スール(Cruz del Sur)』。
レストランでも提供しています。

この旧小麦製粉所(今はレストラン)。
当時の応接室や、事務室がそのまま残っています。


アンデスのホスピタリティーと食事で滞在も楽しかった....。

カヤンベは小麦粉を使った製品が有名で、
素焼きの土鍋で焼かれたシンプルなパンや、
サクサク感がたまらない塩ビスケット感覚の焼きパン
『ビスコッチョ(Bizcocho)』を、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのが、
朝食やティータイムの定番。

ということで、ビスコッチョとカネラッソのウエルカムドリンク。
そして、土鍋の素焼きパンのデモンストレーション。

宿泊棟は、牛や馬をテーマにしたアットホームな造り。
10部屋ほどある客室は、柵のある牛舎が...
火が落ちる頃には、焚き火が焚かれて...
カーニバル休暇ということもあって、お子様連れの
ご家族が多く.とても賑やかでした。
娘もすっかり、他の家族の子供たちと一緒に...
そしてよそのお父さんに乗馬や肩車もしてもらって... 
お世話になりました。
夕食はレストラン棟にて.. 
こちらのアシエンダ内で採れた野菜が使われている。
アンデス料理。

夜は直ぐに寝てしまったので、朝は早く起きてお散歩。
子供の遊具も発見。またまた乗馬もして.. 
お腹が空いたので、一番乗りで朝食会場に。
牛乳はもちろん、こちらの牛から... 
そして、人気のお手製ミルクジャム。

帰りは、このアシエンダから車で5分ほど下った場所にある
『NAPOLES』というステーキハウス・レストランへ。
通りがかりで入ってみたのですが、
また行きたくなるほど美味しかった!
因みに.. クイもあります...

中南米・訪日旅行 旅のアレンジ by
SUR Experience (スール・エクスペリエンス)
Facebook: surexperience / Twitter: SURJAPON / Blog: sureperience

お問い合わせ info@surexperience.net