El Panecillo and Old city in Quito パネシージョの丘とキトの旧市街 |
南米のツアーオペレーター。
概念に捕らわれないボスの魅力と中南米に魅力を感じて“旅”の仕事をここでしたいと思いました。
そして、初めて旅行会社の視察旅行のアテンドをする機会を持ちました。
無力さを感じる1週間でした。
スペイン語も、この国でのコネクションもなくて、仲間を助けることもできなくて。
でも、自信喪失なんてしてられない。
直ぐに助けられなくても、今日1日が少しでも無駄にならないように。
そして、人の行動からいろんな事を学ぶ1週間でした。
この国の人は、家族やプライベートが大切だし、残業しない国民、、
それでも、関わっているスタッフは信用できるんです。
私なんかより、本当に頼りになるんです。Noとは言わないんです。
スタッフが希望する事を、素直に遂行しようとするんです。
助けようとするんです。
当たり前の事かもしれませんが、私は、正直忘れていました。
「日本人のお客さんは大変でしょ?いろいろありがとう」
って普段しない残業をしたエクアドル人のスタッフに声をかけら、
「Why? If the clients will be happy, it is OK(お客さんがハッピーになるようにしてるだけ)」
って、嫌な顔もこぼさずに生き生きと笑いながら帰っって行きました。
はっとしました。
素直に“人が笑顔になること”を目的にすれば、自然とやるべきことが見えてくる。
一方、旅をビジネスにし、旅に情熱を持つ人達。
人に影響を与えるということは、本当にそう簡単な事なんかじゃない。
取り繕いでは出せない、確固たる経験と実行力から得られる自信。
自分自身はそうなれなくても、そういう人達に関われる様に努力したい。
SUR (スール)
Quito, Ecuador / Tokyo,Japan