2/07/2016

ガス廃止!?エクアドルのオール電化

エクアドルの家庭には、キッチンコンロや、お湯用にプロパンガスがあります。
写真右がそのガスタンク。
トラックにタンクを積んで売り歩く景色を良くめにします(しました)。
ガスタンク自体は使い回しで、中身はなんと一本3ドル(360円)ほど。
一本あれば、ガスコンロで半年以上はもちます。
このガスが安いのは、政府が1本20ドルほどの補助金を出しているから

エクアドルは、石油の埋蔵国であり、天然ガス産出国でもあります。
これらは、外貨獲得の為のエクアドルの重要な商品。
今後、国内では、ガスの補助金制度を廃止し、
オール電化を薦めているんです。
新築はすべてオール電化、ガス使用の既存家庭でも、
電気に変更するよう、通知が来ています。

ちなみに、石油はエクアドルの東部のアマゾン地域にあり、
2008年、環境・先住民族をまもるため、他国から寄付基金を募り
開発を止める予定でした。が、
寄付金は集まらず、
石油が国の大きな予算源...2013年に再度
開発宣言をしています....これが『ヤスニ問題』。

いずれにしても、エクアドル国内では電化がすすめられています。

安全基準が緩いので、ガスだと爆発事故も起きる可能性が強く
個人的には、オール電化賛成
新築の我が家はすでにオール電化)。

プロパンガスだった家庭は、
工事したり、電気製品に変えたり...大変なんだろうな。

友人宅でも、ガスコンロから電気コンロに変え、
オーブンも電気に。
今日は、新たしいオーブンを試したいということで、
ラザニアを作ってみました!






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