12/11/2017

天皇誕生日レセプション(エクアドル・キト)にて思うこと

毎年12月の初め、エクアドルのキトでは、
天皇誕生日を祝い、大使公邸にて盛大なレセプションが開催されます。
このレセプションでは日本に関係のある企業が出展するスタイル。
弊社もスタンドをもたせていただいて4回目を迎えます。



映画『日本のいちばん長い日』内ですが、昭和天皇の冷静沈着な、正に日本の象徴のような姿を見て、
改めて日本について考えたことを思い出しました。
平成天皇は、実に200年ぶりに生前退位されるご決定をなされ、
2019年5月からは新年号で日本はスタートする見込みです。

在外公館のある国で、この時期天皇誕生日のレセプションが
一斉に開催されるのだそうです。
海外に出て、"日本"をより意識する方は多いのではないでしょうか。
私もエクアドルに来てから、"日本"をより意識します。
日本人であることを誇りに思わせてくれる場面が多々あるんです。
こちらがちゃんとしなくちゃ、と反対に思います。
ちゃんと日本のこと知らなくちゃ(汗)と思います...
そして、日本人に生まれたことを感謝せずにはいられなくなります...

来年、エクアドルと日本は国交100周年を迎えます。
長年頑張って来た日本人が、この国にもいらっしゃいます。
天皇誕生日のレセプションでは、そんな日本人の方に
お会いできる貴重な日でもあります。


日本企業は少ないのですが、
ほとんどの日本企業が、このレセプションに出展しています。
日本ブランドは最強です。



そして、日本へ輸出している(今後予定している)企業も。



それから、エクアドルには青年海外協力隊の方々も多いんです。



「彼らは就職先ににあふれた人...遊んでる...」なんて耳にした時、
とても悔しく思いました。
彼らは本当に勉強熱心で、心清くて、頑張り屋で、
少なくとも私がエクアドルで出会う協力隊員の方々は、
とても誇りに思う、私には真似のできない人たちばかりです。



エクアドルに来てから5年もすぎ、
思う事が多くなった、今回の天皇誕生日レセプション...
アフリカに赴任された医師をモデルにした
さだまさしさんの歌「風に立つライオン」で、
"あなたや日本を捨てた訳ではなく...
僕はよどみない人生を生きたい"という一節があります。

エクアドルに来てよかったと思っています。
そして、もっと胸を張っていえるように、頑張らなくではと
思います。
これからは、いろんな学びと可能性をくれたこの地に、
関わってくれた人たちにへの感謝を原動力に。

と、考えながらも、やはり貴重な日本食も毎年楽しみ!

お寿司は、エクアドルのチェーン店のお寿司屋さんの、
トップブランド「NUBORI」。
焼き鳥屋や天ぷら、そして公邸料理人のステーキやデザートも
本当に美味しいんです。



そして、新聞「La Hora」のフォト。


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